古舘伊知郎 パリ協定に持論「“脱炭素”の綺麗ごとはウソ」「グレタさんの後ろにウォール街」

古舘伊知郎

フリーアナウンサーの古舘伊知郎(66)が27日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。全世界で取り組む新たな温暖化対策「パリ協定」について持論を展開した。

コメントを求められた古舘は「私は、人為的に出すCO2及びメタンガス等々が球温暖化に寄与しちゃって、何とか下げるための目標を作らないといけないと思ってる」とした上で「しかしながらSDGsもグリーンニューディールも全部ひっくるめて、脱炭素と言っている綺麗ごとはかなりのウソがあると思ってるんです。脱炭素というのはビジネスになるから」と指摘した。

続けて「(環境活動家の)グレタ・トゥンベリさんの後ろにも何百社と金融関係、ウォール街がついている。そういう意味では、脱炭素と言えば泣く子も黙る時代に入ったんです。ビジネスシーンとしてはこれは重要なことなんだけども」と解説。

さらに「必ずいろんなことが裏舞台で起きているんで、綺麗ごとばかり言っているのはちゃんちゃらおかしいと思う。そういうことを把握したうえで、『ここだけは絞って少しは抑えようよ』という努力を始めないといけないと思う」と私見を述べた。

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