ソフトバンク和田が5敗目 工藤監督は粘投ねぎらう「早く(点を)取ってあげられれば」

工藤監督

ソフトバンクの和田毅投手(40)が27日の楽天戦(楽天生命パーク)で5敗目を喫した。

4回に2失点。6回に中村晃の2点適時三塁打で同点となったが、その裏に島内、岡島に連続を浴びて悔しい降板となった。2番手・田浦が茂木に決勝打を浴びた。

降板後の和田は「(6回は)どんな形でも0点で抑えたかった。ピンチの場面で登板することになってしまった田浦や、チームのみんなに申し訳ない」と悔しさをにじませた。

それでも最少失点に抑えた。工藤監督は「(試合は)作っていると思う。早く(援護点を)取ってあげられれば良かったが、なかなかね。取れない中で先制点を与える形になったが、それでもいい投球をしてくれた」。ベテラン左腕の粘りの投球をねぎらっていた。

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