DeNAが首位阪神に3連勝! 11、12号連発で不振脱出のソト「これからも連勝続けたい」 

2本塁打4打点と大暴れを見せたDeNA・ソト

再び浮上のきっかけをつかめるか。DeNAが今季初の同一カード3連勝を飾った。27日の阪神戦(甲子園)で8―3と大勝。首位チーム相手に敵地で〝スイープ〟を果たし、甲子園では2015年4月7~9日以来となる6年ぶりの3連勝となった。

投打が噛み合った。まず初回にオースティンがバックスクリーンへ先制の17号ソロ。この日もマルチ安打で打率を3割3分7厘とし、リーグトップをひた走る頼もしき助っ人の打棒の勢いは衰え知らずだ。さらに不振にあえいでいたソトも4回に15試合ぶりとなる11号3ラン、8回にも12号ソロと1試合2本塁打でダメ押し。完全復活へのノロシを上げ、チームを勝利に導いた。

投げては先発マウンドに立った大貫が5回を6安打2失点にまとめ、4月6日の中日戦(バンテリン)以来の白星となる今季2勝目を手にした。

試合後のヒーローインタビューに応じたソトは「本当に今まであまり調子が良くなかったので、こうやってチームの勝ちに貢献できて良かった」と安どの表情。4回の11号3ランが出るまで14打席無安打だったこともあり〝トンネル脱出〟で白い歯をのぞかせた。阪神戦3連勝については「首位を走っているタイガースに連勝できたことは素直にうれしい。これからも連勝を続けていきたい」とコメント。

チームは交流戦明け後のリーグ戦勝敗を4勝4敗の五分にまで引き戻した。ここから何とか少しでも上位進出を目論みたいところだ。

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