元なでしこの丸山桂里奈が味わったサッカー人生最大の屈辱とは?

アンプティサッカーに挑戦した丸山(左)と本並(右)

元なでしこジャパンの丸山桂里奈(38)が28日、都内で行われた「P&G『Create Inclusive Sports』に出席し、サッカー人生最大の屈辱を味わった。

今イベントは性別や年齢、身体的特徴などにとらわれない〝新しいサッカー〟を創り、体験をするイベントで、丸山は夫の本並健治氏(57)と夫婦で参加した。

2人は、上肢、下肢の切断障害を持った選手がプレーする「アンプティサッカー」、聴覚障害を持った選手がプレーする「デフサッカー」、視覚障害を持った選手がプレーする「目隠しサッカー」を体験した。

プレーを終えた丸山は「3つやらせていただきましたけど、めちゃくちゃ難しかったです。最後のブラインドサッカーなんて1回もボール触っていないんですよ」と明かした。

続けて「サッカーのグラウンドでボールを触らなかったのは初めて。記念すべき日になりました。元アスリートとしてこんなにできないものかなって」と悔しがった。

一方で、意外な活躍を見せたのが、お笑いコンビ「おかずクラブ」のオカリナ(36)だ。参加者でルールを決めたインクルーシブサッカーでは再三ゴールに迫るなど躍動。しかし相方のゆいPの好セーブに阻まれ得点はならなかった。

サッカーほぼ未経験のオカリナは「(授業の)端っこで何もしなくても大丈夫なサッカーしかしたことがなくて。(今回は)参加できた。後、ゆいPにゴールを止められたのが腹立ってしようがなかった。日常生活で悔しいと思うことあんまりないんですけど」と汗を拭っていた。

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