【陸上】100M代表・多田修平は連日の〝スタバ通い〟で心身回復

東京五輪代表内定会見に出席した多田

陸上男子100メートルで東京五輪出場を決めた多田修平(25=住友電工)が28日、大阪市内で代表内定会見に出席した。

日本選手権で初優勝を果たし、初の五輪切符を手にした多田は「すごいレベル高い100㍍の戦いだった。代表として、しっかり皆さんの分まで走り切って、自分の目標であるファイナルを目指して頑張っていけたら」と意気込みを語った。

大舞台をかけた一戦は「メンタルもすごい削られる」と心身ともにギリギリの状態だったという。そのため、レース後は「優先的には体を休めるというところを考えて、試合の次の日も、2日後もずっとスタバにいました」と明かした。

また、400メートルリレーに向けては「日本チームとしては銀メダルと銅メダルを獲得しているので、目指すところは金メダル」とした上で「走順なんですけど、僕は今までほとんど1走をやってきて、それ以外の経験がないので、できれば1走がいいなと思います。自己中みたいですけど…」と笑いを誘いつつ、気合十分。得意のロケットスタートで世界一に貢献するつもりだ。

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