【陸上】100M代表・山県亮太 大舞台は「気も、ヒモも引き締めてやる」

東京五輪代表内定会見に出席した多田(左)と山県

陸上男子100メートルで東京五輪出場を決めた日本記録保持者の山県亮太(29=セイコー)が28日、大阪市内で開かれた代表内定会見に出席した。

2012年ロンドン五輪、16年リオ五輪に続き、3大会連続で代表入りした山県は「五輪という大きな舞台でパフォーマンスをするというのは初出場も3回目も変わらず、いい緊張感に包まれている。自分の持てる力をしっかり発揮すればいい結果が付いてくる舞台でもあるので頑張りたい」と、決勝進出を目標に掲げた。

自国開催となる今回は400メートルリレーへの期待も大きい。「前回(リオで)銀を取っているので、今年の東京はしっかり金メダルを目標にしてやっていく。日本の強みはやっぱりチームワークだと思うので、限られた時間ではあると思うんですけど、その強みを存分に発揮してやっていけたら」と話す。

一方、日本選手権決勝でスパイクのヒモがほどけたことに触れ「本番ではないように、気もひもも引き締めてやっていく」と会見場を盛り上げた。

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