「情けない」国民民主党が山尾志桜里氏に続き折川朋子氏の次期衆院選公認内定取り消し及び除籍処分を発表

憔悴した表情で会見した国民・榛葉幹事長

国民民主党の榛葉賀津也幹事長(54)は28日、国会内で会見を開き、島根2区のフリージャーナリスト・折川朋子氏(43)が「社会的な規範から逸脱する事案を行った」として公認内定取り消し及び除籍処分を発表した。

榛葉氏は「本事案に対し、党として管理監督責任を重く受け止め、再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります」と謝罪した。

同党は、折川氏の事案を27日に島根県連幹事長から連絡を受けて知ったという。

「本人(折川氏)は事実関係を認めています。現在、島根県警が事実関係を調べている。警察も発表していませんし、まだ逮捕はされていません」(榛葉氏)

渦中の折川氏は東京都出身で、神戸大大学院国際協力研究科を卒業後、毎日新聞に入社。2013年に退職した後、フランスでフリージャーナリストとして活動していた。

今年4月、同党候補者公募に出願して、党本部が島根県連に紹介。先月1日、同県松江市ホテルで出馬会見を開いて「みなさまの困りことや不安な気持ちしっかり折川に託していただいて24時間365日、この島根のために働かせていただく所存です」と意気込みを語っていた。

同党は山尾志桜里氏(46)が政界引退したのを受けて今月18日に第49回衆議院選挙公認内定取り消しを発表したばかりだ。

政界関係者は「山尾氏、折川氏事案と情けない事案が続いています。これじゃ、支持者ががっかりします」と話している。

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