天才科学者・田中圭&熱血刑事・安田顕の「らせんの迷宮」最強バディがついに再始動! コメントが到着

新型コロナウイルス感染拡大により撮影が中断し、放送延期となっていたテレビ東京系の連続ドラマ「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」。同作が10月クールの「金曜8時のドラマ」枠で放送されることが決定した(開始日未定)。また、再クランクインしたレギュラーキャストからコメントが到着した。

原作は、「ビッグコミック増刊号」(小学館)に連載された夏緑氏・作、菊田洋之氏・画によるコミック「らせんの迷宮―遺伝子捜査―」。「DNAはうそをつかない」が口癖で、32億個の遺伝子配列を記憶するという天才遺伝子科学者が、熱血刑事や科捜研の美女とともに、難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫るヒューマンミステリー。

主人公で天才遺伝子科学者・神保仁役の田中圭、神保と事件解決のためにタッグを組む熱血刑事・安堂源次役の安田顕をはじめ、警視庁科学捜査研究所の美女・乱原流奈役の倉科カナ、警視庁捜査一課・課長で安堂の上司・栗原四郎役の渡辺いっけい、警視庁捜査一課・巡査で安堂班の若手刑事・瓜生夏樹役の中田圭祐、カフェ「ゲ呑ム(げのむ)」のママ・馬場ゆかり役の松坂慶子らが出演する。

「去年、撮影途中で延期と聞き、中止じゃないだけ幸せかもと思っていました」と語る田中は、「ついに撮影再開できると分かりうれしかったです。ただ、1年以上昔のことなので、つながりだったりは諦めようと、潔く、撮影に挑んでおります。共演者の皆さまとは、すごく久しぶりのはずなのですが、そんな感じもせず。そして、1年前より皆さまパワーアップしています」と撮影再開を喜んだ。

また「自分も台本を読みながら、DNAはすごいなと日々勉強しています。ヤスケンさん(安田)と一緒に皆さまがワクワク楽しみながら応援できるコンビを目指しますので、見るだけで、楽しく、更にはDNAの勉強にもなり賢くもなるというドラマにしたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!」とアピールした。

一方、安田はまず「放送が決まり、安堵しました。撮影半ばでの中断という、やりきれないモヤモヤを晴らしてくださり、心より感謝申し上げます」と述べ、「1年ぶりの撮影再開。田中圭さんはじめ、キャスト、監督、スタッフさんたちとの再会。やはりうれしく、なんだかドラマのパート2が始まったような感覚です。このドラマに携わる全員の熱意により、視聴者の皆さまにお届けすることができそうです」と喜びを表現した。

倉科は「撮影が途中でストップせざるをえない、なんだか喉に小骨が刺さったままのような1年だったので、放送が決定した時なんだか晴れやかで、やっとこの作品を皆さまにお届けできると思うと安堵しております」と柔らかい表情を見せ、「1年あいたというのは、残念ではありますが、その分、1年前は緊張していた現場が、熟成された関係になったといいますか、いい意味で気が楽に居られて、とっても和やかに的確に現場が進んでいる気がします」と撮影を楽しんでいる様子。

中田は「再び撮影が始まると分かった時は正直ドキドキしました。でも現場に入ると共演者の皆さまや、なじみのスタッフの皆さまに久しぶりにお会いして、すんなり瓜生に戻れました。1年前より少しでも自分のパワーアップしている姿を見せたいなと思っています」と意欲をのぞかせる。

ベテランの渡辺も「やはり役者として、いただいた役は最後まで演じ切りたいですから、撮影再開が決まった時は素直にうれしかったです。そんな役者たちの喜びが画面からにじみ出ているドラマになっているはず。どうぞご期待ください!」とアピール。

そして、松坂は「去年の3月、珍しく雪が降る日に撮影があって、私はそこでストップしてしまったので、いつ再開できるのかなと首を長くして待っていました。いよいよ始めることができて、張り切っています。(田中が演じる)神保先生は難しい研究を続けていらっしゃるし、ほかの皆さんも厳しい捜査をしていらっしゃいます。そういう皆さんが『ゲ呑ム』に来ると、ちょっと笑顔になるような、そういう家庭的な感じが出せたらいいなと思います」と笑顔で語った。

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