ショー、マンU時代から続くモウリーニョの批判に困惑「いつまで言ってんだ?」

 イングランド代表ルーク・ショーは、継続的なジョゼ・モウリーニョの批判に困惑しているようだ。

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 25歳ショーはモウリーニョがマンチェスター・ユナイテッド率いていた頃ぎくしゃくした関係で知られていて、ピッチに立てない日々を送る。2018年12月にモウリーニョが解任された後ショーは輝きを取り戻し、多くの試合に出場しイングランド代表にも招集されるようになった。ところが3年たった今でも両者の関係は修復されていないようで、EUROのイングランド戦を解説したモウリーニョは、ショーがキッカーを務めたセットプレーを「とてもひどい。劇的に悪い」と痛烈批判。発言を聞いたショーは、「正直なところ、あまり理解できない」と怪訝な表情で語った。

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「彼が言っていたほどセットプレーが悪かったとは思えない。後半のCKで一人目を越えられなかったのは僕が悪いかもしれない。だけどそれは3本の内の1つだ。他は彼が言うほど“劇的に悪い”モノではなかったと思う。彼は自分の仕事をするべきだよ。僕についてネガティブな事を言うのは慣れっこだからスルーしているよ。スタッフや監督のアドバイスに耳を傾ける」。

 またショーはモウリーニョとの関係は良好でなかったと認め、ピークが過ぎたのではないかと示唆している。「僕らが上手くいっていなかったのは隠すことはできない。彼は素晴らしい監督だけど、過去は過去だ。前に進むべきなんだよ。彼は絶えず僕のことを話題にするけど、それはとても奇妙なことだね。彼が平穏を取り戻し、僕のことを気にしなくなるのを願っている。彼は彼の人生を歩んだ方がいいよ」。

ショーがモウリーニョの批判に困惑 Photo Catherine Ivill

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