立花孝志氏が「嵐の党」に党名変更「相葉くんや櫻井くんが立候補すると思われるかも」

立花孝志氏

立花孝志党首(53)率いる「古い政党から国民を守る党」(古い党)は28日、党名を「嵐の党」(略称あらし)に変更したと発表した。一昨年に「NHKから国民を守る党」が国政政党になってから、党名変更は実に4度目。嵐ファンから怒りを買いそうな党名変更に踏み切った立花氏の狙いは――。

この日、古い党は千葉県選挙管理委員会に党名変更届を提出し、受理された。新党名の「嵐の党」は昨年末に活動休止したジャニーズ事務所の人気アイドルグループ「嵐」の名前をモチーフしたものだ。

立花氏はユーチューブで、「嵐は、SMAPか嵐かというくらいジャニーズの中に成功したグループ。キャッチコピーとして使わせていただきたい。ジャニーズ事務所に許可を得たわけではない」としたうえで、「政治に関心のない人へのアルゴリズム」が狙いとした。

「僕の記事は政治に関心がある人のスマホには出てくるが、関心がない人には出てこない。ところが島田紳助さんとマリエさんの件をしゃべったら、芸能ネタを見ている人たちのところに記事が拡散された。(党名変更で)芸能に関心のある人なら『嵐の党』って何と引っ掛かる。相葉(雅紀)くんとか櫻井翔くんとかが立候補するのかなとちょっと思ってしまう」

もちろん嵐ファンからの批判は覚悟の上だ。立花氏は自身も嵐のファンクラブに入っていたことを明かしたうえで「本当に嵐の関係者、ファンの皆さんには、紛らわしい名前を使うことにごめんなさいと謝るしかない。嵐のイメージが悪くなってしまうとか、政治に使うことでご迷惑をおかけすることは本当にごめんなさい」と平身低頭だった。

最後に立花氏は当初、党名を「嵐」に変更することで、自身の肩書も「リーダー」に改めると予告していたが、正式名称が「嵐の党」となったことで従来通り、党首のままにするとした。

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