走行中に操作はもちろんNGだが、停車中などにナビ操作はつきもの。だが、タッチパネル操作するにも手が固定されずに、予期せぬボタンを押してしまった! という経験をしたことのある人も多いハズだ。ところが、2021年6月24日に発表されたホンダ 新型シビックにはそんなネガを払拭する機能があるのだった。結論からいえば全ての車種に搭載して欲しいほど、超使える内容なのだ。
新型シビック、ハイブリッドやタイプRは2022年に投入
2021年秋にも発売される予定のホンダ 新型シビックは11代目に当たるモデルである。そして2021年は奇しくもシビック誕生から50年という節目を迎えるのだった。
国内に投入される新型シビックはハッチバックモデルのみで、現行モデルに当初設定されていたセダンは北米など海外専売モデルとなる。そしてまず発売されるのは1.5リッターターボモデルで、ハイブリッドやハイパフォーマンスモデルのタイプRは2022年に投入される予定である。
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9インチナビが全車標準! ナビの機能以上に操作性がバツグンだった
新型シビックはEXとLXという2つのグレードから成り、全車に9インチコネクテッドナビが標準装備となる。ちなみに装備されるナビは、2021年4月に発売した新型ヴェゼルのメーカーオプションナビと同タイプのもの。車内Wi-Fiやスマホが鍵となるデジタルキーといった全7つのコネクテッド機能が備わるのが魅力である。
操作するための専用スペースに注目! 位置も絶妙だった
だが、新型シビックの注目ポイントはナビそのものではなく、操作性にあるのだった。新型シビックのナビが設置されるのはインパネ中央部と視認性に優れた箇所で、言うなれば内装の一頭地にあたる部分である。
ところがよく見ると、画面下に若干のスペースがあり、これこそが最大の特徴で、操作する際に指を置くスペースが確保されているのだった。
なんだそれだけか……と思うなかれ、これを実際に試すと押したいボタンなどを確実に押せるうえ、操作もしやすいのだった。
例えば現行シビックのナビはインパネ中央にあるものの、画面下に指を置く位置はなく、操作はかなり不安定な印象であったのだ。これは何も現行シビックに限った話ではなく、例えばN-BOXなども同じなのである。
いまだ市街地などリアルワールドで試せてはいないものの、今後の登場する他のクルマにもぜひとも採用して欲しい機能なのだ。
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新型シビックはじめ、他の車種でもこれからクルマを購入する人はナビの機能だでなく、設置位置や操作性もチェックして欲しい。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】