作家の岩井志麻子氏（５６）が２８日、都内でベトナム映画「走れロム」のトークイベントに出席し、ベトナム愛人との不思議な関係を赤裸々に語った。
岩井は自伝的官能小説「チャイ・コイ」のモデルとなったベトナム愛人との関係が、２０年ぐらい続いているという。２００１年に初めてベトナムのホーチミンに訪れ「かわいいベトナム雑貨があればいいかな…ぐらいの気持ちで行ったら、レストランに男前がいたんですよ。彼とのことを書いた、ぶっちゃけエロ小説なんですけど、夫人公論文芸賞をいただき、その後映画にもなった。意外な縁になってしまった」と振り返る。
最初から彼に妻子がいることはわかっていたが「彼の奥さんとも仲良しなんですよ。奥さんの実家に遊びに行って、奥さんのお母さんが作ったご飯とか食べてるんですね。家族とか親戚全部に引き合わされてる」と驚きの関係を明かした。
さらに「彼と結婚したいとか、奥さんからブン取りたいとかあり得ない。彼の奥さんも大好きで彼の子供も大好きなんです。彼の家族たちの中にいたいから、ブン取ろうとかはない。不思議ですね」と岩井自身も理解できていない関係のようだ。
コロナが開けたら「ベトナム行きたいです。愛人に会いたいです。でも、その前に韓国に行って夫に忘れずに会うというのもあるんですけど（笑い）」と奔放はトークを展開していた。
