西武・平良 日本タイ記録の38試合連続無失点「一個一個の積み重ねでここまで来れた」

ソフトバンク打線を封じ、日本記録に並んだ西武・平良

西武・平良海馬投手(21)が28日のソフトバンク戦(京セラ)5ー2の9回に4番手として登板。1回打者3人に19球を要しながら無安打無失点、2奪三振で11セーブ目(1勝21ホールド)を挙げ2006年に阪神・藤川球児(2006年)のマークした38試合連続無失点のプロ野球記録に並んだ。

先頭の真砂に7球と粘られながら、最後は156キロストレートで空振り三振。続く三森は6球目で157キロストレートを打たせて投ゴロ。最後の打者・牧原大にも6球を要し、141キロカットボールで空振り三振に斬って取った。

藤川の大記録に並んだ平良は「一個一個の積み重ねでここまで来れたのでうれしいです。(記録への意識は)多少ありながら、0点で抑えるという気持ちで投げました」といつものように淡々と受け答え。

先輩の偉大な記録に追いついた要因を「キャンプからのブルペンでの練習だと思います」としながら「39試合連続無失点」のプロ野球新記録がかける次回登板については「変わらず一歩一歩進んでいきたいと思います」と謙虚な〝平良節〟を繰り返していた。

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