【欧州選手権】フランス敗退!エムバペが痛恨のPK失敗 スペインは延長戦大激戦の末8強入り

PKを外し、頭を抱えるフランス代表FWエムバペ(ロイター)

サッカーの欧州選手権第16日(28日=日本時間29日)、決勝トーナメント1回戦で2018年ロシアW杯優勝のフランスは、スイスに3―3からPK戦の末に敗れて8強入りを逃した。

フランスは前半15分に先制を許し、0―1で迎えた後半12分にFWカリム・ベンゼマ(33)が同点弾を叩き込み、14分にも再びベンゼマが決め、勝ち越しに成功した。30分にはMFポール・ポグバ(28)のゴールでリードを広げたものの、その後、36、45分に失点。3ー3で臨んだ延長戦でも決着が付かず、PK戦に突入した。

先攻のスイスは5人全員がゴールネットを揺らし、フランスも1人目のキッカーを務めたポグバから4人連続で成功。そして迎えた5人目のキッカー、エースFWキリアン・エムバペ(22)が放ったシュートは、スイスGKヤン・ゾマー(32)にセーブされ、痛恨のPK失敗。フランスはベスト16敗退でスイスは初の8強入りを果たした。

スペインはクロアチアに3―3からの延長戦で5―3で勝利し、準々決勝進出を決めた。前半20分にGKウナイ・シモン(24)がバックパスを空振りするまさかのオウンゴールで先制をされるなど、3―3で延長戦に突入。それでも前半10分にFWアルバロ・モラタ(28)、13分にFWミケル・オヤルサバル(24)の得点で勝利をつかんだ。

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