中日・京田が不振の阿部に代わり一軍再昇格へ 仁村二軍監督「技術、体力は申し分ない」

中日・京田

打撃不振の中日・阿部寿樹内野手(31)が28日に出場選手登録を抹消され、代わりに京田陽太内野手(27)が29日のDeNA戦(神宮)から1か月ぶりに一軍再昇格する見込みとなった。

プレーに精彩を欠くなど5月28日にプロ5年目にして初めて二軍落ちを味わった京田。しかし、ファームで心身ともにリフレッシュし、二軍戦で15試合に出場し、53打数15安打で打率2割8分3厘、1本塁打、3打点と調子を上げてきた。

京田の状態について仁村二軍監督は「これまで一軍で見ていてもタイミングとか良くなかったが、ゲームへの対応、考え方が良くなっている。技術、体力とかは申し分ない」と話していた。

二軍関係者も「打撃はかなり上向いてきて、心の面もすっきりしている感じに見えるし問題ない」と完全復調に期待を寄せる。

目下、一軍の遊撃は堂上、三ツ俣が結果を残しているが、基本は京田を遊撃でスタメン起用し、相手の先発投手が左腕の場合には堂上や三ツ俣の併用もありそうだ。

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