実施3回目「200円ランチ」で学生応援 振興協力会が支援 上越市 上越教育大学

 上越教育大(上越市山屋敷町)は28日、キャンパス内第一食堂で「学生応援200円ランチ」を始めた。

 学生を経済的、栄養的に支援することを目的に、定価400円の日替わり丼と週替わり麺を半額の200円で提供する。

 今回は昨年10月~11月、12月~今年1月に続き3回目の実施。割引の原資が毎回異なり、1回目は学内に募金箱を設置し浄財を募った学生支援募金、2回目は学生支援機構からの支援で賄った。今回は地域企業111社と個人50人による同大振興協力会が支援して実現した。

 初日は「特製Wカツ丼」と「じょーきょー二郎系ラーメン」の2種を提供。販売時間が始まって1時間余りで売り切れるほどの盛況ぶりを見せた。両方のメニューを注文した春日智稀さん(学部2年生)は「普段は片方だけだが、安いので両方頼んだ。地域の支援はありがたい」と話していた。

通常の半額のため、麺類と丼の両方を注文した学生たち

 学生応援200円ランチは合計2500食を予定しており、達し次第終了する。割引は学生限定だが、学外者も定価400円で注文が可能となっている。

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