第13週の週間MVPは打撃好調のゲレーロJr.とクロネンワース

日本時間6月29日、2021年シーズン第13週の週間最優秀選手(週間MVP)が発表され、ア・リーグはブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、ナ・リーグはジェイク・クロネンワース(パドレス)が選出された。大谷翔平(エンゼルス)とともにア・リーグのシーズンMVP争いで先頭を走っているゲレーロJr.は2度受賞した2019年以来2年ぶり通算3度目の受賞。好調なバッティングでチームの快進撃を支えているクロネンワースはキャリア初受賞となった。

ゲレーロJr.は日本時間6月25日から27日にかけて今季3度目の3試合連続本塁打(うち1回は4試合連発)を記録するなど、6試合に出場して打率.391(23打数9安打)、1二塁打、3本塁打、7打点、出塁率.481、長打率.826、OPS1.308の好成績をマーク。OPSは大谷(1.391)に次ぐリーグ2位の数字であり、3本塁打と7打点を加えた結果、シーズン通算26本塁打と66打点で両リーグトップに立っている。ブルージェイズの選手が週間MVPに選出されるのは、昨年9月に受賞したルルデス・グリエルJr.以来となった。

クロネンワースはドジャース3連戦の全試合で本塁打を放つなど、日本時間6月22日から26日にかけて4試合連続本塁打を記録。OPS1.481はア・リーグ1位の大谷を上回る両リーグトップの数字であり、6試合に出場して打率.391(23打数9安打)、2二塁打、4本塁打、9打点、出塁率.481、長打率1.000という素晴らしい成績を残した。長打率も両リーグトップ、打点はリーグトップの数字である。パドレスの選手が週間MVPに選出されるのは今季4人目。すでにエリック・ホズマー、ジョー・マスグローブ、フェルナンド・タティスJr.の3人が週間MVPを受賞している。

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