タティスJr.が3打席連発で25号 Dバックス敵地24連敗

【ダイヤモンドバックス5-11パドレス】@ペトコ・パーク

パドレスはフェルナンド・タティスJr.が第1打席からの3打席連続アーチを含む5打数4安打4打点の大活躍を見せ、ダイヤモンドバックスに11対5で快勝。カイル・シュワーバー(ナショナルズ)にナ・リーグ本塁打王争いで並ばれたタティスJr.は一気にシュワーバーを突き放しただけでなく、大谷翔平(エンゼルス)を抜いてブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)と並ぶメジャートップタイとなった。一方、敗れたダイヤモンドバックスはメジャー記録をさらに更新するロードゲーム24連敗を喫した。

前日までにナ・リーグ最多の22本塁打を放っていたタティスJr.は、この日行われたマーリンズ戦で22号ソロを放ったシュワーバーに追い付かれたが、1回裏の第1打席で再びリーグ単独トップに立つ23号ソロ。2回裏の第2打席で24号ソロを放ってア・リーグ2位の大谷に並び、4回裏には3打席連発となる25号2ランを放ち、メジャー最多の25本塁打を放っているゲレーロJr.に並んだ。4回までに3本塁打を放ったため、1試合4本塁打への期待も高まったが、その後の2打席はシングルヒットと内野ゴロ。それでも3本塁打を含む5打数4安打4打点という素晴らしい活躍だった。

ダイヤモンドバックスは4点を先制された直後の2回表に3点を返し、2点を奪われた直後の3回表にも2点を奪ってパドレスに食らいついたが、最終的には5対11で完敗。先発のコービン・マーティンと2番手のライリー・スミスが4点ずつを失い、5番手のマット・ピーコックも7~8回に合計3失点を喫した。すでにロードゲームの連敗のメジャー記録を更新しているが、連敗はさらに伸びて24に。パドレス3連戦の残り2試合でこの不名誉な記録に終止符を打つことはできるだろうか。

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