カカオバンクが8月に上場、時価総額は約1.8兆円に

韓国のカカオバンクが8月に上場する。希望公募価格を適用した時価総額は15兆7000億〜18兆5000億ウォンになる見込みであり、同国の金融持株会社のうち時価総額3位に入ると予想される。

韓国金融監督院によると、カカオバンクは28日に証券申告書を提出(以下)し、有価証券市場上場スケジュールを明らかにした。ネット銀行としては韓国初の企業公開(IPO)となる。


希望公募価格は3万3000〜3万9000ウォンだ。これを適用すると時価総額は最大18兆5000億ウォン(約1.8兆円)に達する見通しだ。

希望基準公募規模は2兆1600億〜2兆5500億ウォンだ。来月20〜21日に国内外の機関投資家を相手に需要予測を行い、公募価格を確定した後、26〜27日に一般申込みを受け付ける予定である。上場予定日は8月5日である

韓国メディアなどによると、28日基準でカカオグループの時価総額は日本円で約10兆円とみられている。これは、サムスン、SK、LG、現代に続き、韓国5位となる規模だ。

(参考記事:「韓国国民年金、カカオモビリティに1,100億円投資…企業価値は約4,000億円に」)
(参考記事:「カカオジャパンの日本上場が秒読みか…企業価値1兆円予想」)
(参考記事:「グーグル、カカオモビリティに560億投資…様々な分野で提携へ」)

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