エムバペがPK失敗を謝罪…主将ロリスは若きエースを擁護「全員の責任。共に勝ち、共に負けるんだ」

 フランス代表キリアン・エムバペがスイス戦PK失敗を謝罪し、主将ユーゴ・ロリスは敗北を認めチームを擁護した。

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 EUROラウンド16スイス戦に臨んだフランスは3-3の打ち合いとなり、120分では決着がつかず勝負の行方はPK戦に。両者一歩も譲らず先攻スイス5人目まで成功する中、後攻フランス5人目エムバペが痛恨の失敗。PKスコア4-5で、優勝候補フランスがまさかのベスト16敗退となった。試合後エムバペはInstagramで、「ページを捲るのがとても難しい。この敗退の苦しみは計り知れない。あのPKは本当に残念だ。チームの力になりたかったのに失敗してしまった」とPK失敗を謝罪。「眠りにつくのは難しいけど、残念ながらこれが僕の愛するスポーツの浮き沈みだ。ファンのみんなはがっかりしていると思うけど、これまでの応援に感謝したい」と投稿した。

 またロリスは敗北に対して言い訳は避けるべきだと主張。PK失敗したエムバペのだけでなく、敗退は全員の責任だと語っている。「僕たちは共に勝ち、共に負ける。この段階で敗退したのは全員の責任だ。誰かを指さすことはない。ケガ人が出てしまったのは仕方ないが、言い訳するつもりはない。僕たちは全てを捧げ、全てをピッチに置いてきた。PKは宝くじのようなものだ。痛みとうまく向き合わなければ。3-1の時点で試合を終わらせることができたはずだった」。

エムバペがPK失敗を謝罪、主将ロリスは擁護 Photo Daniel Mihailescu - Pool

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