久保建英は東京五輪開幕までに新天地決定 現地メディア報道

久保建英

去就が注目されるスペイン1部レアル・マドリードの東京五輪代表MF久保建英(20)の新天地は、東京五輪開幕までに決定する見込みと現地メディアが報じた。

久保は来季もレンタル移籍が濃厚とみられる中、Rマドリード専門メディア「デフェンサセントラル」が久保の現状を特集した。

「久保は来季Rマドリードでの出場が難しいことを分かっている。出場機会を得たいと思っており、カルロ・アンチェロッティ監督の計画には参加しない。ただそのクオリティーにより、数多くのオファーがあり、いくつかのチームは進んでいる」と指摘。多くのクラブが選択肢に挙がっている。

そうした中で「日本人選手のエージェントは最近、彼に新しいクラブを見つけるために動いている。スペインの多くのクラブが彼らの動きを注視しており、状況について質問している。久保は五輪に出場するまでに、新天地を確定したいと考えている」と同メディア。今季のスペイン1部は8月15日に開幕するため、去就問題はできるだけ早い決着が求めらる一方で、東京五輪ではプレーに集中するため開幕までに新天地を決める方針のようだ。

すでにスペイン内で古巣のマジョルカや、エスパニョール、ベティスなどが浮上しているが、久保の決断に注目が集まる。

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