デブールがオランダ代表監督を退任…優勝期待されたEUROでベスト16敗退

 フランク・デブールはEURO2020敗退後、オランダ代表監督の退任を発表した。

オランダが無念のベスト16敗退…デリフト一発退場でチェコに2失点

 インテルやクリスタル・パレスで指揮と執った51歳デブール指揮官は、ロナルド・クーマンの後任として2020年9月にオランダ代表監督に就任。EURO2020では準々決勝進出を決めれば自動的に契約を更新されるはずだったが、チェコに敗れラウンド16敗退となった。チェコ戦から2日後、デブールはオランダサッカー協会(KNVB)に続投の意思がないと伝え、声明で「目標は果たされなかった」と退任を明かしている。

「評価を考慮して、代表監督を続けないことにした。2020年に代表監督の打診がされた時、光栄であり挑戦だと思った。だが就任した瞬間からプレッシャーが掛かることも承知していた。日々その重圧は増していき、ワールドカップ出場権獲得に向けた試合を控えた時、私やチームにとって健全な状況ではなかった。もちろん、ファンや選手をはじめとする全ての人に感謝したい。またこのチームに最高の環境を作り上げてくれた経営陣にも賛辞を贈りたい」。

デブールがオランダ代表監督を退任 Photo Soccrates Images

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