前田健太が5回途中7失点で3敗目 ツインズ反撃及ばず

【ツインズ6-7ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

ツインズはホワイトソックスに6対7で惜敗。先発の前田健太が5回途中8安打7失点でノックアウトされ、試合終盤に1点差まで追い上げたものの、あと一歩及ばなかった。ホワイトソックスは「7番・ライト」でスタメン出場してメジャーデビューしたギャビン・シーツ(元大洋のラリー・シーツの息子)が4打数2安打2打点の活躍。前回のメジャー昇格時は出場機会がなかったが、デビュー戦で見事な活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。

ホワイトソックスのエース、ルーカス・ジオリトとの投げ合いとなった前田だが、1回裏一死から3者連続四球を与える大荒れの立ち上がり。このピンチは内野ゴロの間に奪われた1点のみに抑えたが、3回裏にも一死満塁のピンチを招き、レウリー・ガルシアのタイムリーなどで2点を失って逆転を許した。5回裏は一死1・2塁からシーツのタイムリー二塁打、ガルシアの犠飛、ダニー・メンディックのタイムリーで3失点。ここで降板となり、2番手ダニエル・クーロムがティム・アンダーソンにタイムリーを浴びたため、前田には自己ワーストタイの7失点が記録された。

ツインズは7回表にネルソン・クルーズとマックス・ケプラーのタイムリーなどで2点差に詰め寄り、9回表一死2・3塁からホルヘ・ポランコの内野ゴロの間にさらに1点を返したが、あと1点及ばず6対7で試合終了。5回途中92球を投げて被安打8、奪三振4、与四球5、失点7と精彩を欠いた前田は今季3敗目(3勝)を喫し、今季の防御率は5.56となった。

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