澤村勝ち越し被弾もアローヨ満塁弾でRソックス逆転勝利

【レッドソックス10-8ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

レッドソックスとブレーブスの2連戦は2試合連続で激しい点の取り合いとなり、5回終了時点で6対6の同点。6回裏にフレディ・フリーマンが澤村拓一から16号ソロを放ち、ブレーブスがリードを奪ったものの、レッドソックスは直後の7回表にクリスチャン・アローヨが4号逆転グランドスラム。リリーフ陣がその後のブレーブスの反撃を1点に抑え、前日と同スコアとなる10対8で勝利して2連戦をスイープした。

初回にハンター・レンフローの2点タイムリーで先制したレッドソックスは、その後も着実に追加点を奪い、5回までに6得点。一方のブレーブスも3回裏にエイブラハム・アルモンテの犠飛で反撃を開始し、4回裏に2点、5回裏にはダンズビー・スワンソンの11号3ランで一気に同点に追い付いた。レッドソックスはスワンソンに同点弾を浴びたところで先発のギャレット・リチャーズを諦め、2番手の澤村を投入。澤村は打者3人を抑えた。

ところが、6回裏も続投した澤村は、一死からフリーマンに16号勝ち越しソロを被弾。さらに二塁打と四球で二死1・2塁のピンチを招いたところでマウンドを降りた。レッドソックスはこのピンチを3番手ヤクセル・リオスが無失点で切り抜けると、7回表に二死満塁のチャンスを迎え、アローヨがカウント1-2と追い込まれながらもレフトスタンドへの4号逆転グランドスラム。それ以降はブレーブスの拙攻にも助けられ、10対8で逃げ切った。澤村は1回2/3を投げて2安打1失点。今季の防御率は2.96となっている。

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