セイント・ヴィンセント、サム・フェンダー、ジェイソン・イズベルがそれぞれメタリカをカバー

Photo: Zackery Michael

セイント・ヴィンセント(St. Vincent)、サム・フェンダー(Sam Fender)、ジェイソン・イズベル(Jason Isbell)の3人は、メタリカの『Metallica』に収録されている「Sad But True」のカバーを公開した。

これは、9月10日に発売される『Metallica』こと通称“ブラック・アルバム”の発売30周年記念盤に合わせて発表された、53曲ものカバーが収録される『Metallica Blacklist』に収録されるもの。このトリビュートアルバムからは、マイリー・サイラス、エルトン・ジョン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、WATT、ヨーヨー・マ、メタリカのロバート・トゥルヒーヨが参加している「Nothing Else Matters」が先行で公開されている。

<動画:メタリカ『Metallica』&『Metallica Blacklist』>

セイント・ヴィンセント、サム・フェンダー、ジェイソン・イズベルの3人による3つの「Sad But True」は、もとは同じ曲だが、セント・ヴィンセントは典型的なエスプリの効いた未来的なサウンドを、サム・フェンダーは、ソウルフルなボーカルと心に残るピアノ演奏のライブ演奏、ジェイソン・イズベルは“Jason Isbell & The 400 Unit”として、デルタ・スタイルのグルーヴ感を強調カバーを披露している。

『The Metallica Blacklist』は、単なるトリビュートアルバムではなく、メタリカがこれまでに構想した中で最も野心的なプロジェクトの一つとして、この傑作アルバムの永続的な影響力を称えている。全53曲が収録され、幅広いジャンル、世代、文化、大陸などを超えて、それぞれがお気に入りの“ブラック・アルバム”の楽曲を独自に解釈したものを収録される。

Written By Tim Peacock

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