8連勝中の巨人 直江が広岡とともに一軍昇格「一軍戦力になる」畠、石川は抹消

左から畠と直江

出場選手登録が30日、公示され巨人では支配下再昇格を果たした直江大輔投手(21)、広岡大志内野手(24)が登録された。代わりに畠世周投手(27)、石川慎吾外野手(28)の登録が抹消された。

背番号54は東京ドームで広島戦の試合前練習に参加。あいさつをすると投手陣から大きな拍手で迎えられた。2018年ドラフト3位で長野・松商学園から入団し、プロ2年目の昨季は一軍で3試合に登板も昨年10月に椎間板ヘルニアを手術し育成選手に。だが、その後は二軍で結果を出したことで今月28日に再昇格を果たした。

再昇格に直江は「シーズン後半戦ではしっかりと一軍戦力になれるよう、今まで以上に練習に取り組んでいきたい」と意気込んだ。早速、活躍の舞台が与えられた格好だ。

一方、開幕ローテに入った畠は先発で2勝3敗と結果を残せなかった。5月28日のソフトバンク戦(ペイペイ)での先発を最後に救援に回り、イニングまたぎもこなすなど13試合に登板。しかし29日の広島戦(東京ドーム)では5回無死満塁の場面で打席途中から登板した長野からは三振を奪ったものの、野間、松山に連打を浴びて役割を果たせなかった。今後はファーム再調整で復活を期すことになる。

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