神奈川県三浦市三崎の海南神社(米田郷海宮司)で30日、神事「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」が行われ、地元住民ら約100人が手作りの「茅の輪」をくぐり、半年間の無病息災を願った。
本殿前に設けられた茅の輪は直径約2メートル。氏子が市内に自生するカヤを使って編んだ。参拝者らは輪の前で一礼し、8の字を描くように3度輪をくぐった。
参拝者の女性(64)は「痛い足が治ることと、新型コロナウイルスが早く収束するように願った」と話した。
茅の輪は、境内で青空市「ミサキマーケット」が開かれる7月4日まで設置されている。