【東京五輪】日本選手団主将に山県、副主将に石川が選出  山県「少しでも前向きなニュースを」 

左から山県と石川

日本オリンピック委員会(JOC)は1日、東京五輪の日本選手団主将と副主将を発表。主将は陸上男子の山県亮太(29=セイコー)、副主将は卓球女子の石川佳純(28=全農)が選出された。
100メートル日本記録保持者で、同種目と400メートルリレーで代表の座を確実にしている山県は「自国開催の五輪において日本代表選手団主将を拝命し、大きな責任を感じています。非常に難しい状況ですが、私たちがやるべきことは変わらないと思っています。日の丸の誇りを胸に、行動規範を遵守し、日本代表選手団として国民の皆様に少しでも前向きなニュースを届けられる様、精一杯努めて参りたいと思います」とコメントした。
一方の石川は、シングルスと団体に出場予定。「この度は、日本代表選手団の副主将の重責を担わせて頂くことを、大変光栄に感じています。出場する全選手にとって、今回の東京五輪は、ホーム開催という特別な大会です。選手はここに至るまで、さまざまな制約がある中でも、最大限の準備をしてきたと思います。そして、この舞台に立てる有難さを感じながら、本番では全力を尽くすことで、一人でも多くの方に前向きな気持ちになってもらえれば嬉しいです。日本代表選手団への応援、よろしくお願いします」と意気込んだ。

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