宮崎謙介氏が〝政治利用本〟を発売 「政治を知れば得をするということに気づいて」

初の著書を執筆した宮崎謙介氏

元衆議院議員でコメンテーターなどで活躍する宮崎謙介氏が1日、自身初の著書「国会議員を経験して学んだ実生活に即活かせる政治利用の件。」を発売した。

宮崎氏は、2012年に第46回衆議院議員総選挙で自由民主党から出馬し、京都4区で初当選。衆議院議員2期を経て議員辞職し、現在はビジネスコンサルタントをメインに、テレビコメンテーター、講師など、多方面で活躍する。現在も数多くのテレビ番組に出演し、タレントとしても活躍の場を広げている。

宮崎氏は「政治の基礎を知識として持っている人と持っていない人とではビジネスの現場での成功に決定的な差が出る」と語る。本書は、元国会議員だからこそ語れるリアルな政治・社会問題の話を中心に、政治なんて他人事と思っている人にとって必読の書で、学校では教えてくれない、政治と企業、経済の密接な結びつきをわかりやすく解説している。

「なぜ、企業は政治家に献金するのか?」「ロビー活動とは?」「国と地方の関係」など実社会で役立つ政治の実態や、「高齢社会における若者の政治参加」「政治で社会制度はどこまで変えられるのか?」といった個人レベルでの政治のかかわり方まで、宮崎氏ならではの視点で解説。さらには「国会議員の給料とお仕事」「永田町(政治家)と霞が関(官僚)の関係」など、政治の、生の現場もわかりやすく説明。

宮崎氏は「私が最もよく聞く声が『政治ってよくわからない』です。その声にお応えするために本書を出すことにしました。元々、政治を本当に何もしらないところから国会議員になった私が、どのように政治をとらえて学んでいったのか。また、政治を毛嫌いするのではなく、自分にもプラスになるように向き合うにはどうすればいいのかを本書にまとめてみました。政治を知れば得をするということに気づいていただける一冊です」とコメントしている。

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