侍ジャパンの建山義紀投手コーチ（４５）が１日、巨人―広島戦を視察するため東京ドームを訪れた。
巨人の試合前練習中にグラウンドに姿をみせると、真っ先に原監督のもとへ足を運び、言葉を交わした。その後は広島側から代表に内定している森下や栗林らとコミュニケーションを図りつつ、同じく代表でバッテリーコーチを務める巨人・村田善ブルペンコーチと情報交換を行う姿も見受けられた。
そして、この日の一戦では代表メンバーに名を連ねる巨人・菅野智之投手（３１）が先発する。ここまで登板した８試合では２勝４敗、防御率２・７２の成績。３度の登録抹消を経験するなど万全とは言いがたい状態にある。３月２６日の開幕戦に登板した後に「脚の違和感」を訴えて抹消。５月７日の試合では「右ヒジの違和感」を発症して緊急降板し、再び抹消となった。およそ１か月後の６月６日に復帰したが、その後に登板した２試合とも本調子になく、再調整のため同１６日に抹消となっていた。
侍の首脳が見つめるなか、菅野はどんな投球を披露するのか。
