【東京五輪】選手村での福島県産食材の提供で中国メディアが大暴言「〝核食品〟を食べねばならない」

東京五輪選手村

東京五輪における選手村での福島県産食材の提供を巡り、中国メディアが大暴言を放った。

中国メディア「網易」は、福島第一原発事故の影響から東京五輪の選手村で予定されている福島県産食材の提供に対する懸念が韓国内で高まっている現状を報道。「韓国では、選手村にあるレストランが福島県から食材を購入したと伝えられている。日本の福島原発の放射性物質の漏えいによる海洋汚染が広く懸念されていることは特筆に値する。韓国の人々は、選手たちが原子力発電所(の影響があるもの)を消費することに非常に腹を立てている」と韓国で批判が高まっていることを強調した。

そのうえで同メディアは持論を展開。「これが〝おもてなしの道〟なのか? オリンピックに出場するには、福島の〝核食品〟を食べなければならない」と大暴言を放って日本政府や大会主催者を猛批判した。

福島県産の食材に関しては検査をクリアしており、政府も安全性を繰り返し強調している。それにも関わらず批判を続ける韓国に、中国まで加勢したことには政治的な背景などもあるのかもしれない。

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