ソフトバンク・牧原大成内野手(28)が1日、出場選手登録を抹消された。左太ももの筋損傷で、本人にとってもチームにとっても痛い離脱となった。
牧原大は6月3日のDeNA戦(横浜)で左太もも付近に異変を生じ、離脱長期化を避けるべく翌4日に出場選手登録を抹消。リハビリを経て、早期復帰を目指しつつ慎重にファームで調整を重ねる中で同28日に再登録されたばかりだった。昇格即スタメンで西武戦(京セラ)にDHで出場。患部の状態が芳しくなく、同30日に病院を受診して「左大腿二頭筋の筋損傷」と診断された。球団によれば、競技復帰まで3~4週間かかる見込みだ。
故障前まで打撃好調で1番に定着していた牧原大。「足が100じゃなければ100で走る必要はない」(工藤監督)と首脳陣に求められての一軍復帰だったが、つらい再離脱となってしまった。
牧原大の抹消に伴い、3年目の野村大樹内野手(20)が今季初めて一軍に昇格した。