小池都知事「倒れても本望」 10日ぶりの登庁…中止予定だった会見を急きょ決行

会見を行った小池都知事

小池百合子東京都知事が2日、定例記者会見に臨み、「倒れても本望」と発言した。小池氏は6月30日に退院したばかり。この日の会見はいったんは中止が決まっていたが、急きょ開催となっていた。

10日ぶりの登庁となった小池氏は足取りが重く、顔色もよくなかった。「皆さんに最新の状況を直接お訴えしたい」と新型コロナウイルスの東京都における最新情報を説明した。

一方で、過度の疲労で入院したことについて、「多くの方々にご心配とご迷惑をかけ、心よりおわび申し上げる」と謝罪。その上で「東京都にとって今ほど重要な時期はない。引き続き都庁の職員らと山積する課題に取り組んでいく。どこかでバタッと倒れているかもしれない。それも本望だと思ってやり抜いていきたい」と語った。

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