【全日本】諏訪魔が11日大阪大会で復帰 コロナ陽性から回復

3冠王座を返上した諏訪魔

全日本プロレスは2日、新型コロナウイルス陽性判定を受け欠場していた前3冠ヘビー級王者の諏訪魔(44)が、11日のエディオンアリーナ大阪・第2競技場大会で復帰すると発表した。

諏訪魔は体調不良により6月19日の富山大会を欠場。その後にPCR検査を受けた結果、陽性判定となり、同20日松本大会、同26日大田区大会も欠場した。その大田区大会では3冠王座の防衛戦が予定されていたため、虎の子の同王座を返上した。

全日本によれば、諏訪魔は保健所からの指導のもと、自宅療養、健康観察期間を終了し、今月1日に抗原検出試薬検査の結果、陰性と判定されたという。

11日の復帰戦では6人タッグ戦(諏訪魔、佐藤光留、田村男児組 vs ジェイク・リー、TAJIRI、大森北斗組)に出場。大田区大会の「3冠ヘビー級王座決定巴戦」を制して新王者となったジェイク・リー(32)との直接対決がいきなり組まれた。

11日大会では石川修司(45) vs 芦野祥太郎(31)との「3冠ヘビー級王座次期挑戦者決定戦」もマッチメークされており、前王者の諏訪魔がどう王座奪回へと動き出すか注目が集まる。

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