大竹まこと 濃厚接触者でも…東京五輪 “出場可能” に絶句「意味が分かんないんですけど」

大竹まこと

お笑いタレントの大竹まこと(72)が2日、パーソナリティーを務める文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」に出演。東京五輪について、政府が濃厚接触者でも出場できるよう調整していることに異を唱えた。

政府は新型コロナ感染者の濃厚接触者に14日間の自宅待機を求めている。しかし、五輪に参加するため来日した海外選手に関しては、濃厚接触者となっても他の出場者の了解などを条件として出場を認めることも含め調整しているという。

これを知った大竹は「すいません意味が分かんないんですけど」と絶句。「俺らの仕事では、マネジャーがかかってはいないけど濃厚接触だからって、2週間ちゃんとホテル行った。オリンピック選手だけルール変わっちゃうの?」と納得いかない様子だった。

さらに五輪全体についても「いつも責任の所在が明らかになってないじゃない。新聞には『賭けに出た』って書かれてる。賭けに出ても、賭けに失敗した時の責任はある。国民の健康が賭けの材料にされてる」と指摘。「責任をあちこち『お前のとこだ』って分けるからいけないんであって、やるって言って開いたんなら全員の責任。5者協議でやるって言ったんだったらIOC、JOC、組織委員会、東京都、国、全員だよ責任は。それが分かってらっしゃるのかな?」と苦言を呈した。

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