【新型コロナ】横浜で1人死亡121人感染 不動産関連事業所でクラスター

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は2日、市内在住の90代男性が死亡したと発表した。また、10歳未満~90代の男女121人の感染を新たに確認。中等症1人、軽症107人、無症状13人で、うち77人の感染経路が不明。

 市によると、亡くなった男性は入所していた市内の有料老人ホームで職員の感染が確認されたため、検査を受けて5月28日に陽性と判明。6月24日に亡くなった。がんや心筋梗塞などの基礎疾患があったという。

 市内の不動産関連の事業所では従業員4人の感染が新たに判明。同事業所では3人の感染が確認されており、市は新たなクラスター(感染者集団)と認定した。検査を受けた約30人の従業員は全員陰性だった。

 クラスターが確認されている市内の専門学校では、学生2人の感染が新たに分かり、同校に関連した感染者は12人となった。

 市が1日までに発表した患者の区別住所地発生状況は、次の通り(毎週金曜更新)。

 ▽鶴見区=2239人▽神奈川区=1886人▽西区=1041人▽中区=1900人▽南区=2202人▽港南区=1664人▽保土ケ谷区=1405人▽旭区=1628人▽磯子区=1266人▽金沢区=1184人▽港北区=2694人▽緑区=1120人▽青葉区=2015人▽都筑区=1300人▽戸塚区=1727人▽栄区=571人▽泉区=806人▽瀬谷区=681人▽市外=1748人

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