WWEのNXT・UKが配信され、ファイナル・ボスことNXT・UK女子王者・里村明衣子(41=センダイガールズ)が、最初の刺客と対峙した。
6月27日のセンダイガールズ新潟大会を終え、再び渡英。もはや何があっても1年は帰国しない決意で〝ホーム〟に戻った王者を待っていたのは、ベルト奪取に目をぎらつかせたアメール(28)からの挑戦状だった。
真っ赤なスーツを身にまとい、誇らしげにベルトを抱えた里村は「3週間前についにケイ・リー・レイを倒した。今は私がNXT・UK女子王者だ。この状況がとてもうれしいし、NXT・UKが私のホームになった」と感傷に浸った。
すると、そこにまず現れたのはニーナ・サミュエルズ(32)だ。「お祝いに来たのよ。あなたはNXT・UKが価値ある場所であることを証明し、私たちの前に王者として立っている。だけどNXT・UK、そして里村明衣子は私が必要でしょ。最初の挑戦者になってあなたを有名にしてあげるわ」と王者の視線の先に立ちふさがった。しかし次の瞬間、その相手はアメールに変わっていた。
ニーナを背後から襲撃したアメールは「毎週同じ女を見るのはうんざりだ。お祝いじゃなく、チャンスをつかみにここに来た。私が次の挑戦者だ」と宣言。お互いにじり寄り火花を散らす中、ここでアメールの顔面に鉄槌を加えた里村は「話はもういい。試合してやる」と受けて立つ構えを見せた。
WWE米国マットも巻き込んでのトップ・オブ・トップの野望を胸に秘める〝女子プロレス界の横綱〟は刺客を確実に退けることができるか。