エンゼルス・マドン監督が感心 競技の広がりに期待
エンゼルス大谷翔平投手が他競技のスーパースターから注目される存在に成長している。彼らからSNSで言及される機会が増えていることについて、エンゼルスのジョー・マドン監督が「SNSの素晴らしい活用法だと思う」と後押しした。
今季打者として両リーグトップの28本塁打、さらに先発投手としても3勝1敗と二刀流で素晴らしい活躍を見せている大谷は、同じアスリートにとっても驚きの対象だ。ここまでNBAのケビン・デュラントやNFLのJJ・ワットがSNS上で称賛している。マドン監督はこの“輪”の広がりについて「個人的に（SNSは）そこまで好きじゃない時もあるのだが。競技というものを促進させる素晴らしい方法だ。（大谷の二刀流は）過小評価されるべきものではないし、（他競技の選手が称賛するくらい）感心すべきこと。そしてスター選手がそれを認めているのは素晴らしい」と、野球という競技の広がりにつながるとした。
ネッツのケビン・デュラントはかねてから自身のツイッターで「別の生き物だね」などとつぶやくなど大谷のプレーに注目。6月28日（日本時間29日）にはヤンキー・スタジアムに現れ現地観戦していた。またJJ・ワットも過去に「多くの人たちが大谷翔平を話題にしているが、まだまだ十分でない。彼が野球界で成し遂げていることはあまりにおかしい」などと大谷の動向に注目したツイートをしてきた。
大谷は2日（同3日）、13日にデンバーで行われる球宴への初選出が決定。前夜の本塁打競争にも出場の予定だ。ここで驚異的なパフォーマンスを見せれば、さらに“超人”たちからの称賛を浴びる機会も増えそうだ。（Full-Count編集部）
