マリファナ陽性報道 全米女王が謎の投稿「私は人間です」

シャカリ・リチャードソン(右)ロイター=USA TODAY

陸上女子100メートルで東京五輪金メダル有力候補のシャカリ・リチャードソン(21=米国)が、マリファナの陽性反応を示したと1日、報じられた。

リチャードソンはツイッターで「私は人間です」と謎の言葉を投稿している。

リチャードソンは6月の米国代表選考会決勝で10秒86をマークし優勝。東京五輪代表となった。しかし1日、米紙「ニューヨーク・タイムズ」やジャマイカ紙「グリーナー」はリチャードソンのマリファナ陽性を報道。マリフアナは世界反ドーピング機関(WADA)の禁止薬物リストに含まれており、東京五輪出場を逃す可能性が出てきた。

リチャードソンは、予選会でのレース後、レース前週に母親を亡くしたことを明かしていた。「今年は本当にクレイジー。先週、実母が亡くなりました。そして私は夢を追うことを選択し、私がまだこの地球上にいる家族を誇りに思うためにここにいる。私は彼らに非常に感謝している。彼らがいなければ私は存在しない」と、家族への感謝の気持ちを述べていた。

「私は人間です」にはどんな意味が込められているのだろうか。

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