【新型コロナ】ワクチン配分計画「早く示して」 神奈川県、東京・千葉・埼玉と国に要望

神奈川県庁

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、神奈川県は2日までに、8月以降の配分計画を早期に示すよう国に要望した。7月からの供給量の減少によって市町村は計画の見直しを迫られているとし、希望する量の配分も求めた。

 要望は1日付けで東京、千葉、埼玉と共同で提出。感染拡大地域への重点的な配分も要望した。

 県によると、住民向けのファイザー製ワクチンは7月以降、供給量が減少。7月前半の県内への配送量は、希望量の約6割にとどまった。7月後半の配送量も希望量には届かない見通し。

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