舛添要一氏「ウソも方便」 復帰した小池都知事に病名公表求める

舛添要一氏(左)と小池都知事

国際政治学者で前都知事の舛添要一氏(72)が2日、ツイッターを更新。この日、退院後、初となる定例記者会見に出席した小池百合子都知事(68)に病名公表を求めた。

先月22日に過度の疲労で入院した小池氏は同30日に退院。テレワークで公務に当たっていたが、この日、10日ぶりに都庁に登庁し、会見を開いた。

舛添氏は「政治は演技である。嘘も方便。IQの低い大衆は、それを見抜けない。だから演説のとき、聴衆の中のIQ最低の人に合わせろとヒトラーは言った」とヒトラーの人心掌握術を紹介した。

そのうえで「トップが10日間も静養する病気の正式な診断名を誰も求めない都庁村の異常さ。首相が10日間も休めば病名公表は霞ヶ関では当然である。国政ではありえない非常識」と投稿した。

小池氏は時折、声を枯らし、咳をする場面もあった。入院の経緯については「一部、コロナの感染かというご質問もいただいておりましたけれども、陰性でございました。そして、今回といいましょうか、過度の疲労ということで。(中略)体力が十分でなかった。これ以上、続けるのは難しいだろうと、医師の判断もあり入院となった」と従来通り、疲労蓄積を理由に挙げた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社