鹿児島地方気象台はきょう3日(土)午前、奄美地方が梅雨明けしたと見られると発表した。
平年より4日遅く、きのう2日(金)に梅雨明けした沖縄地方に続いて夏の訪れとなった。
統計史上最も遅い梅雨明けだった昨年と比べると17日早い。
今シーズンは奄美地方では平年より7日早く、昨年よりも12日早い梅雨入りを迎えた。
5月の降水量は平年より多く、6月の降水量は平年並みとなった。ただ、6月は雲が広がる日が多く、日照時間は平年比57%とかなり少なくなった。
<気象官署及び特別地域気象観測所>
梅雨期間降水量(5月5日から7月2日まで)(速報値)
降水量 平年値合計 平年比
名瀬 1037.5ミリ 689.1ミリ 150%
沖永良部 606.0ミリ 490.4ミリ 123%
向こう一週間は夏の高気圧に覆われて晴れる日が続く見込みで、いよいよ夏本番の暑さとなりそうだ。