EURO2020準々決勝が２日に開催され、スペインがガスプロム・アレナでスイスと対戦した。
【EURO準々決勝プレビュー】2戦連続5得点中のスペイン、世界王者倒したスイスとの一戦は打ち合い必至！
右肩上がりに調子を上げ、ベスト８に辿り着いたスペイン。２戦連続５ゴール中と克服した得点力が、スイス相手に発揮される。開始早々８分に右CKを獲得し、コケが右足でクロスを供給。ジョルディ・アルバがペナルティエリア手前の左からボレーシュートを放つと、DFに当たってコースが変わりゴールに吸い込まれ、スペインがいきなり先制点を奪取する。
追加点を狙いにいくスペインだったが、ラウンド16で世界王者フランスを破ったスイスの猛反撃に遭う。68分にハイプレスで高い位置でボールを奪われると、最後はジェルダン・シャチリに決められ、スコアをタイに戻される。その後は77分にスイスが退場者を出して数的優位を得たスペインだったが、新たな得点は生まれず。1-1で延長戦に突入する。
延長戦では決着がつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられた同カード。先攻スペインは１人目セルヒオ・ブスケッツのシュートがポストに直撃し不安に苛まれるものの、後攻スイスが２人目から３人連続失敗に。スペイン５人目のキッカーを担当したミケル・オジャルサバルがゴール右隅に沈め、PKスコア3-1でスイスを下し準決勝進出を果たした。
