キャンプのお昼寝タイムや夜の就寝を快適にしてくれるのが、「コット」と呼ばれるキャンプ用ベッド。各メーカーからさまざまなモデルが販売されていますが、おすすめはおしゃれで機能的なDODのコットです。そこで、4種類のDOD製コットを比較し、モデル選びに迷っているあなたにぴったりのタイプをリコメンド!
DODコットのおすすめポイント! 用途や好みに応じて選べる多彩なラインアップが魅力
DOD(ディーオーディー)は、ビーズ株式会社が展開するアウトドアブランド。
デザイン性と機能性を兼備したキャンプギアが多く、もちろんコットもその1つです。
DODのコットはラインアップが多彩ですが、それぞれ個性が異なるのが特徴。
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DODのコットは、ユニークなネーミングにも注目してくださいね!
そこで、DODのコット4種類を使用した経験のある筆者が、あなたにぴったり合うモデルをリコメンドします。
DODのコットは、モデルによって特化している機能がさまざま。
そのため、自分のニーズや用途に適したものがピンポイントで見つかりますよ。
今回比較するDODのコット4種はこちら!
ここからは、DODのコット4種類を1つずつ紹介します。
DOD「ハンペンインザスカイ」は圧倒的な寝心地の良さが魅力!
DODの「ハンペンインザスカイ」は、エアマットが内蔵されていて、クッション性が高く、圧倒的に寝心地が良いコット。
フワッとした独特な浮遊感と程良い弾力があり、「ハンペンの上に寝るとこんな感じ?」と思わせてくれる不思議な感覚も魅力です。
エアポンプなしで空気を入れられる、ハイ・ローの切り替えができる、マット単体でも使えるなど、機能面も充実しています。
【スペック】
- 重量:(約)5.9kg
- サイズ:(約)W78×D190×H39cm
- 収納サイズ:(約)W44×D25×H22cm
- 素材:フレーム…アルミ合金、エアマット…TPU、カバー…600Dナイロン(PUコーティング)
- 付属品:キャリーバッグ
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DOD「タキビコット(TAKIBI COT)」は火の粉に強く、焚き火キャンプにぴったり!
DODの「タキビコット(TAKIBI COT)」はコットン素材の生地が使われていて、火の粉に強いのが特徴です。
そのため、焚き火の横で寝転がりながら、超ロースタイルで炎のゆらぎを楽しめるのが魅力。
ロースタイルは、焚き火の煙があたりにくいメリットも。
コットンの風合いが良く、肌ざわりが良いので、ベンチとして使うときも快適です。
【スペック】
- 重量:(約)5.3kg
- サイズ:(約)W188×D68×H21/38cm
- 収納サイズ:(約)W50×D25×H25cm
- 素材:フレーム…アルミ合金、生地…帆布(コットン)・900Dポリエステル、フォーム…ポリエチレン
- 付属品:キャリーバッグ
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DOD「スースーアンダーミー(SU SU UNDERME)」はオールメッシュで蒸れにくい!
DODのコット「スースーアンダーミー(SU SU UNDERME)」はオールメッシュで通気性が良いので、湿気がこもらず、蒸れにくいのが魅力。
メッシュ生地は冷感があり、さわるとヒンヤリする上、コットの下に涼しい風が通るので、汗をかきやすい夏も快適に寝られます。
【スペック】
- 重量:(約)4.0kg
- サイズ:(約)W183×D72×H21/38cm
- 収納サイズ:(約)W52×D13×H22cm
- 素材:フレーム…アルミ合金、生地…ナイロンメッシュ・600Dポリエステル(PVCコーティング)
- 付属品:キャリーバッグ
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DOD「バッグインベッド(BAG-IN BED)」は軽量&コンパクトで携帯性バツグン!
DODの「バッグインベッド(BAG-IN BED)」は、軽量かつ収納サイズがコンパクトで、持ち運びしやすいローコット。
長さ183cm、幅72cm、耐荷重120kgのスペックを誇るコットが、収納時は3分の1程度の大きさに。
コット本体、フレームなどのパーツはすべて付属のキャリーバッグにコンパクトにおさまる上、重量は2.6kgほどと軽量なため、ソロキャンプやツーリングにぴったりです。
【スペック】
- 重量:約2.6kg
- サイズ:(約)長さ183×幅72×高さ15.5cm
- 収納サイズ:(約)長さ51×幅16×高さ12cm
- 素材: 生地…600Dポリエステル、フレーム…アルミニウム
- 付属品:キャリーバッグ
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DODコット4種比較レビュー! あなたにおすすめなキャンプ用ベッドはどれ?
先ほど紹介したDODのコット4種類はそれぞれ特徴が異なり、やっぱりどれを選んだらよいかわからない…という人もいるでしょう。
そこで、次のようなポイントを比較しました。
【比較ポイント】
- 寝心地の良さ
- 使用時の高さ
- 使用時の大きさ
- 収納時の大きさ
- 耐荷重
- 素材の肌ざわり
1)最も肝心な寝心地の良さは…エアマットを内蔵するDOD「ハンペンインザスカイ」が圧倒的!
DODのコット4種類の中で、筆者が最も寝心地が良いと感じたのは「ハンペンインザスカイ」。
内蔵されているエアマットのクッション力が高く、快適さは最上クラスです。
2)使用時の高さは…ロータイプ使用時はDOD「バッグインベッド」が最も低い
DOD「ハンペンインザスカイ」「タキビコット」「スースーアンダーミー」はハイ・ローの切り替えが可能。
なお、「バッグインベッド」は切り替え不可のロースタイルです。加えて、4種類をロースタイルで比較したときに、高さ15.5cmと最も低いタイプ。
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より地面に近い方が安心できるという人には「バッグインベッド」がおすすめ!
ちなみに、バッグインベッド以外の3種類をハイタイプ・ロータイプで比較すると、スペックの数値も、実際に組み立てたときの高さもあまり差はありません。
【高さ比較】
- ハンペンインザスカイ:L22/H39cm
- タキビコット:L21/H38cm
- スースーアンダーミー:L21/H38cm
強いていえば、エアマットを内蔵している分、ハンペンインザスカイがやや高いくらいです。
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ベンチとして使うときは、安定して立ったり座ったりできるハイタイプが便利。
3)使用時の大きさは…DOD「ハンペンインザスカイ」はワイドでゆったり寝られる
【使用時のサイズ比較】
- ハンペンインザスカイ:190×78cm
- タキビコット:188×68cm
- スースーアンダーミー:183×72cm
- バッグインベッド:183×72cm
DOD「ハンペンインザスカイ」の使用時の幅は78cmで、4種類の中では最もワイド。
ちなみに、「スースーアンダーミー」「バッグインベッド」は72cm、「タキビコット」は68cmです。
最も幅がせまいのはタキビコットですが、標準体型の人がひとりで寝るのにせまさや窮屈さを感じることはありません。
4)収納時の大きさは…DOD「バッグインベッド」がコンパクト
【収納時のサイズ&重量比較】
- ハンペンインザスカイ:44×25×22cm(5.9kg)
- タキビコット:50×25×25cm(5.3kg)
- スースーアンダーミー:52×13×22cm(4.0kg)
- バッグインベッド:51×16×12cm(2.6kg)
DODのコット4種類の中で、収納時のサイズがコンパクトかつ最も軽量なのは「バッグインベッド」。
キャリーバッグに収納したときの幅はほかの3種類と同程度ですが、高さがなく、スリムな形状なので、かさばりにくいのが魅力。
「バッグインベッド」の重量は、4種類の中で最軽量の約2.6kgです。
5)耐荷重が大きいのは…DOD「ハンペンインザスカイ」「タキビコット」「スースーアンダーミー」は180kg
【静止耐荷重比較】
- ハンペンインザスカイ:180kg
- タキビコット:180kg
- スースーアンダーミー:180kg
- バッグインベッド:120kg
DOD「ハンペンインザスカイ」「タキビコット」「スースーアンダーミー」は、静止耐荷重180kgのスペック。
ちなみに「バッグインベッド」は耐荷重120kgで、標準的な体格の人は問題なく使用できます。
6)素材の肌ざわりは…DOD「タキビコット」のコットンが快適
DODのコット4種類の中で、筆者が最も肌ざわりが良いと感じたのは、コットン素材が使われている「タキビコット」。
天然素材は、やはりさわり心地が快適です。
それで結局どれが良いの? 筆者の個人的なおすすめはDOD「ハンペンインザスカイ」
DODのコットはどれもユニークで、1つに決めるのは至難の業。
4種類すべてあれば、夏は「スースーアンダーミー」、焚き火をするときは「タキビコット」、ツーリングなら「バッグインベッド」などと使い分けられますが、なかなかそんなぜいたくはできませんよね。
総合的に見て、1つにしぼるとしたら、筆者がおすすめするのは「ハンペンインザスカイ」です。
エアマットが内蔵されている分、重量が重く、サイズも大きいですが、その分寝心地は最高。
1年を通して頻繁に使うなら、やはり快適に寝られるものがベストです。
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オートキャンプや連泊キャンプなどにもうってつけ!
DODのコットはおしゃれ&機能的&ユニーク! 用途やニーズに合うものを選ぶのがおすすめ
おしゃれで機能的なDODのコット。
4種類を実際に試した筆者がおすすめするのは、それぞれ次のような人です。
【DODコット4種比較結果】
- 寝心地を重視するあなたには…
→「ハンペンインザスカイ」 - 寝転がりながら焚き火を楽しみたいあなたには…
→「タキビコット」 - 夏キャンプで涼しく寝たいあなたには…
→「スースーアンダーミー」 - 軽量で持ち運びしやすいタイプを探しているあなたには…
→「バッグインベッド」
ちなみに寝心地を重視する筆者は「ハンペンインザスカイ」がお気に入り。
組み立て・片づけの手順は、どのモデルもほとんど変わらないので、重視するポイントや機能性で選ぶのがおすすめです。
もしコット選びに迷ったときは、参考にしてくださいね。
▼寝心地重視なら
▼焚き火好きなら
▼夏キャンプを快適にするなら
▼持ち運びやすさ重視なら