オスカー女優 ヴィトンのジュエリーラインの顔に「威厳があるのに親しみやすい」

アカデミー助演女優賞を受賞した米女優のアリシア・ヴィキャンデルがルイ・ヴィトンのジュエリーラインの顔を務める。『トゥームレイダー/ファースト・ミッション』で知られるアリシアだが、その力強さとダンサーとしてのバックグラウンドを理由に抜擢されたようだ。

「彼女は非常に威厳があるのに親しみやすい」と同ブランドのCEOマイケル・バーク、一方、アリシアのレッドカーペットでの衣装を長年担当してきたウィメンズ部門のデザイナー、ニコラス・ジェスキエールもアリシアは同キャンペーンに完璧にマッチすると考えていたそうだ。

ジュエリー部門のフランチェスカ・アムフィテアトロフのデザインは正にアリシアのような女性のためのものだとしてマイケルはこう続ける。「彼女はあのタイプの女性のためにデザインをしています。女の子のための小さな花をデザインしたりはしません。中央の宝石と周りに光輝くダイヤモンド、そんな女の子向けの花の類は必要ありません。市場にはそういうものが溢れ返っていますから」

一方ニコラスは2015年の映画『リリーのすべて』のプロモーションでアリシアの衣装を担当、当時アリシアは「ニコラスは危険を冒す人。彼の仕事はファッションを前進させつつ、関連性を失わない。その服を着るとクールで女性的な気持ちになる。私の鎧のようだわ」と話し、ニコラスはアリシアについてこう称賛していた。「アリシアは自身とスタイルに関して確固としたものを持っている。その人生とキャリアはめまぐるしく早い軌道の中にあるけど、果敢で自信に満ち、美しい若い女性が彼女の中には昔から存在し続けている。僕は妥協しない人々に常に感銘を受けるんだ。彼女は自身を裏切らずに自分を変えていくことができる人だ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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