レアードら五輪メキシコ代表メンバー発表 NPB経験者は4人、日米野球先発の右腕も

ロッテのブランドン・レアード(左)と元阪神のエフレン・ナバーロ【写真:荒川祐史】

ゴンザレスはメジャー通算2050安打、317本塁打、ベラスケスは日米野球で先発

メキシコオリンピック委員会(COM)は3日、東京五輪の野球競技に出場する代表メンバー24人を発表した。正式決定までに変更の可能性はあるとしながらも、ブランドン・レアード(ロッテ)やエイドリアン・ゴンザレス(元ドジャース)ら実力者が名を連ねた。

現役NPB選手はレアードのみだが、かつてプレーした面々も。エフレン・ナバーロ(元阪神)、ジョーイ・メネセス(元オリックス)、ラミロ・ペーニャ(元広島)らが選出された。代表常連で出場権獲得にも貢献したマット・クラーク(元中日、オリックス)は、ゴンザレスに弾かれた形で落選となった。

また、メジャーでの実績がある選手も多数メンバー入り。通算2050安打、317本塁打を誇るゴンザレスと、通算696試合に登板しているオリバー・ペレスの大ベテラン2人は、メジャーファンにはお馴染みのビッグネーム。ヘクター・ベラスケスは、2018年の日米野球でMLB選抜として侍ジャパン相手に先発した経験も持っている。

日本と同じ予選リーグのグループAに入ったメキシコ。横浜スタジアムで7月30日にドミニカ共和国との初戦を迎え、翌31日に日本と戦う。(Full-Count編集部)

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