記録的な大雨で3日、神奈川県内の鉄道各線に運転見合わせなどの影響が相次いだ。
JR東日本横浜支社によると、東海道線は雨量が規制値を超えたため、小田原ー熱海間の上下線で終日、運転を取りやめる。同区間は4日午前中まで運転を見合わせるとしている。
相模線は倉見駅で線路が冠水し、寒川ー厚木間で運転を一時見合わせた。
また、小田急小田原線が相武台前ー小田原間で、小田急江ノ島線が大和ー藤沢間で運転を一時見合わせた。
JR東海によると、東海道新幹線は新横浜ー小田原間の大雨の影響で3日午前7時すぎから運転を見合わせていたが、同10時45分に再開。同日夜も小田原ー熱海間で線路設備を確認するため、断続的に運転を見合わせた。
京急電鉄によると、京急本線が神奈川新町―浦賀間で、京急逗子線が金沢八景―逗子・葉山間で、京急久里浜線が堀ノ内―京急久里浜間でそれぞれ運転を見合わせていたが、午後6時までに再開した。