「THE MUSIC DAY 2021」ピコ太郎が「PPAP」で手洗いを呼びかける! パフォーマンスに込めた思いとは?

本日放送中の、櫻井翔が総合司会を務める日本テレビ系音楽番組「THE MUSIC DAY 2021」(午後3:00)。今年のテーマは「音楽は止まらない」で、番組史上最多の楽曲が続々と披露されている。総勢11組が出演する「ジャニーズスペシャルメドレー」や、BTSによる最新ナンバー「Butter」の披露のほか、DREAMS COME TRUEのデビュー秘話を描いたスペシャルドラマも。60組を超えるアーティストが8時間の生放送を盛り上げている。

ピコ太郎は、メドレーの中で「PPAP-2020-PIKOWash!バージョン」を披露。手洗いを呼びかけた歌詞や、手を洗う振り付けが特徴の同曲をコミカルに歌い上げ、櫻井や田中圭らも笑顔で見守った。

出演後のインタビューでは「感覚ですが、6万2002人が手を洗ってくれました。あくまで感覚ですね。手洗いは日本で習慣づけされていてますが、(世界では)珍しいと思うので、(この楽曲で)海外の皆さんも『手を洗った方がいいのかな』と思ってくれたらいいですね」とコメント。

また、手洗いのほかにも伝えたいことがあったようで、「世界中の子どもたちを笑顔にしようと思ってやっています。SMILEできるような曲を出し続けようと思っています。今、世の中は大変だと思うんです。きっと一番大変なのは閉塞感だと思うんですよ」と言い、「私の役割はミスター息抜き。大変な時に『しょうもねぇな』って肩の力を抜くためにいると思うので、一瞬の息抜きになればいいなと」と、自身の活動の目指すところを語った。

コロナ禍前には海外でも幅広く活躍し、国際経験も豊富なピコ太郎。今後の日本のエンターテインメントに関して「インターネットに国境はございませんので、英語や中国語やフランス語やスペイン語など何でも検索してみて、自分のいいなと思うものを調べて好きになっていくということを、下の世代の子たちは普通にやっていると思います」と述べ、「これからは“日本の”というカテゴライズは果たしてどうなのかな。基本的に自分でいろんなものを見ていけたらいいのかな、と思います。でも、日本のエンタメの意識や技術は高いと思うので、あまり気にせず世界中の人と同じようにやっていくのがいいのかな」と続けた。

ピコ太郎は、午後9:00頃のメドレーにも登場。“ペンパイナッポーアッポーペン”でおなじみの「PPAP」(2016年)と「PPAP ーコネクトVer.ー」を披露し、山下健二郎ら同局の情報番組「ZIP!」メンバーによる「Dynamite」(BTS)のパフォーマンスにバトンを渡した。

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