こんにちは!夏キャンプは設営だけでTシャツがビショビショになるキャンプ協会インストラクターCampers_akiです。梅雨が明けると本格的な夏の到来ですね ♪ 夏の暑さに負けずにキャンプを楽しもうという皆さん、タープ選びで暑さは大きく変わりますよ ♪ 今回はタープ11幕を所有する筆者が夏キャンプのタープ選びのポイントを徹底解説。ポリウレタン(以下PU)/PUコーティング・PU/シルバーコーティング・TC素材で比較し、筆者のイチ押しタープ「FIELDOOR(フィールドア) タープ」について詳しくご紹介します!
【夏キャンプおすすめタープ】素材によって涼しさが違う!ポリウレタン / シルバーコーティング / TC素材で検証しました
今回はタープの素材によってどれだけ遮光に違いがあるかを実際に素材やコーティングの違う3種類のタープを並べて検証してみました。
★ PU(ポリウレタン)素材のタープは・・・
向かって右のタープはPU(ポリウレタン)素材で、裏面にPUコーティングを施している一般的に一番多いタイプのタープです。
★ シルバーコーティングのタープは・・・
真ん中のタープはFIELDOORから発売されているタープで、素材はPUで裏面にシルバーコーティングを施しているタープです。
★ TC(ポリコットン)素材のタープは・・・
向かって左のタープはビジョンピークスから発売されているTC(ポリコットン)素材のタープです。
TC素材とはポリエステルとコットンの混紡素材で両素材のいいとこどりをしている生地です。特徴は火の粉に強く燃えにくい。通気性が良いので結露しづらく、生地が厚いので遮光性にも長けています。
その反面で、厚い生地は重く、濡れると乾きにくくメンテナンスが大変なうえ高価であるという点も忘れてはいけません。
★ PU(ポリウレタン)、シルバーコーティング、TC(ポリコットン)の3つの素材のタープを筆者の独自観点で比較
同時刻に同じ場所でそれぞれの影を比べてみました。
向かって左からPU/PUコーテイング・PU/シルバーコーティング・TC素材となります。単純に影の濃さを比べてみるとTC素材が一番濃いですね。じゃあTC素材にしましょう・・・というのはちょっと待ってくださいね。タープを選ぶ場合トータル的な性能チェックが必要ですよ。
この結果はあくまで現在スクリーンやワンタッチを含めタープを11幕使用している私の使用感からなる見解です。当然地域性や使用状況などで相違はあるかもしれませんが…推し進めます(笑)
やはりタープは設営の容易さ(大きさ、重さが影響)、雨天に対するメンテを含めた性能、自分のサイトにマッチするかどうか、お財布状況などを踏まえて検討することが望ましいと思います。
一つずつ見ていきましょう
・影の濃さ(遮光性)・・・順位を決めるならばやはりTC素材が一番ですね。
・軽量さ・・・これは圧倒的にPU素材です。
・雨対応・・・TC素材はPUに比べると耐水圧が低く、雨後のメンテナンスも大変です。PU/PU
コーティングも乾かさないと加水分解(ポリウレタンコーティングが水分と反応
して 分解しべとついてしまう症状)が発生します。それに比べてPU/シルバー
コーティン グは加水分解が起きないのでメンテナンスが楽です。
・価格・・・PU素材に比べるとどうしてもTC素材はお高くなります。
・バリエーション・・・色、柄、形はPU素材は豊富ですね。
上記の結果から私がみなさんにおすすめするのは・・・ズバリ、『フィールドアのシルバーコーティングタープ』です!
【夏キャンプおすすめタープ】筆者イチ押しは「フィールドアのシルバーコーティングタープ」♪
11幕を所有し様々なタープを使用してきた筆者が夏に涼しいタープとして最もおすすめしたいのは、「フィールドアのシルバーコーティングタープ」です!
実はFIELDOORからはシルバーコーティングタープという名前では発売されていません。ヘキサタープM / ヘキサタープL / レクタタープとして発売されていますので、検索されるときにはこれらの商品名で検索してみてください。
さて、それではおすすめの理由を見ていきましょう。
★ タープの遮光性/遮熱性がすごい!
遮光性/遮熱性・・・どれだけ光を遮るかという事です。
このタープは75D 190Tのポリエステルを使用しています。 75D(デニール)は糸の太さ(重さ)を表し、数字が上がれば上がるほど生地は厚くなり強度が上がります。 190T(タフタ)は縦横交互に糸を交差させた平織りで、1平方インチ内にある糸の本数を表し、数字が大きいほど密度の高い生地になります。このタープは糸も太く密度も高いので、しっかりとした影を作り出すことができます。
★ UVカット率がすごい!
また、フィールドアのシルバーコーティングタープのUV遮蔽率はUVカットコーティングにより97%~99%(色により違いあり)という数値を出しています。
★ シルバーコーティング加工が夏に強い理由は・・?
夏場にお勧めの一番の理由は、裏面に施されたシルバーコーティングです。一般的なタープはPUコーティングが多いですが通常のPUコーティングでは効果的な遮光は望めません。
シルバーコーティングというのは一般的にはアルミ蒸着顔料を使用しています。アルミを蒸発させて細かい粒子としたうえでさらに均一に砕いたものを顔料として使用するコーティングです。
このシルバーコーティングにより、太陽光を反射させ、UVカットや遮熱効果を高めています。
メーカー発表の検査値ではシルバーコーティングがある生地とない生地では7分後に4.1度の差が出ています。また、PUコーティングではないので、加水分解が起こらずメンテナンスも非常に楽です。
フィールドアタープの魅力【1】豊富なサイズとカラーバリエーションでサイトにベストマッチ ♪
ヘキサタープM / ヘキサタープL / レクタタープ全て4色展開です。タープを選ぶにあたって選択肢が多いというのは非常にポイントが高いですね。自分のサイトやお持ちのテントに合わせてお好きな形、色を選びましょう。
フィールドアタープの魅力【2】FIELDOORならではの財布に優しいコストパフォーマンス ♪
※上記3種類の価格には基本的にポールは付属していません。追加でセット購入も可能です。
ご覧の通りちょっとしたTC素材のタープ一枚分のお値段で3種類揃っちゃいます。このお値段ならテントやキャンプスタイルに合わせての購入も可能ですよね。
フィールドアタープの魅力【3】大型タープでお手持ちのお好きなテントごと遮光できちゃいます。
さてさて、これがこのタープの本領発揮ですね。テントを覆うことで、遮光能力のないテントでも涼しくなります。
スッポリ覆って前室部分も涼しく過ごせます。あのテントは夏場には暑いので・・・という心配が吹っ飛んじゃいますね ♪
テントによっての合わせ方も色々なバリエーションが楽しめます。筆者はボルドーオンリーで三種類。他の色には浮気していません(笑)
テントによってヘキサやレクタを使い分けています。風通しを確保すれば木陰にテントを張るようなイメージですね。
デイキャンプでタープのみでもアレンジが広がりますよ ♪
バリエーションとして同素材のテントやカーサイドタープも発売されています。日差しのきつい時や雨の日の設営、撤収に便利ですよ。特に雨の時は加水分解もおきないので最終丸めて車にポイで帰れます(笑)
【夏キャンプおすすめタープ】他メーカーの新素材タープをご紹介 ♪
その他のアウトドアメーカーからも、夏を快適に過ごすための新商品が提案されています。
★ Coleman(コールマン) ダークルームテクノロジー
2018年秋頃よりコールマンは光の透過と温度上昇を抑える「遮光PUコーティング」で90%以上の日光を遮断しUV遮光率が99.99%という独自の素材を使用したダークルームテクノロジーと呼ばれるテントを発表してきました。
今年はそのシリーズからパーティーシェードライトが発売されて人気です。天幕だけですのでテントのように真っ暗にというわけにはいきませんが、その日陰の濃さはかなりの効果を発揮しているようですよ ♪
★ ロゴス トラッドソーラーコーティング
ロゴスからはシートの内側にトラッドソーラーコーティングを施した生地を使用し、UV-CUT率99.9%以上、遮光率100%を実現したトラッドソーラー ツーリングタープを発売。
トラッドソーラーコーティングにより紫外線をカットし、太陽光による熱を吸収。 日向と日陰で-15℃の温度差により夏場に快適なスペースを提供してくれます。
いかがですか?最新テクノロジーを楽しむもよし。いろいろ工夫して涼を取るもよし。人によってどの方法が最適であるかは変わります。
私が言えることは、どの方法であれあなたが選んだ方法があなたのキャンプスタイルであり、ベストチョイスだと思います。
そう、オンリーワンのキャンプサイトは最高の宝物ですね ♪