巨人・桜井俊貴投手(27)が4日に一軍登録された。
今季の桜井はリリーフの一員として開幕一軍の座をつかんだものの、なかなか定着できず、ここまで出場選手登録を3度抹消された。一軍と二軍を行ったり来たりし、16試合の登板で防御率は4・40の成績だった。
ただ、今回は鬼の形相で上から投げ下ろしていた投球フォームをスリークォーターぎみに変更しての昇格。DeNA戦(神宮)の試合前練習中には、宮本投手チーフコーチから「ナイスボール!」と声をかけられる場面もあった。
桜井に代わって戸田が抹消となり、捕手では炭谷と岸田の入れ替えが行われた。炭谷がシーズン途中で抹消となるのは今季初で2019年9月以来、約2年ぶりとなった。